さいたま市浦和区高砂1-16-12【地図へ】
JR浦和駅直結・アトレ浦和West Area4階
TEL: 048-883-4112
ほくろ(「黒子」とも書きます)は、医学用語では「色素性母斑」と呼ばれる皮膚のできもの(腫瘍)です。
生まれつき認めるもの(先天性色素性母斑)と、後天性のものがあり、後天性色素性母斑はさらに生じる部位、および形状によって以下の4つに分類されます。
主に体幹に好発する、柔らかく盛り上がるタイプのほくろです。
色調は黒褐色〜茶色で表面は凹凸があり、「桑の実状」と表現されます。
主に顔に生じる、ドーム状に隆起する黒褐色のほくろで、ときに発毛を伴います。
手のひら、足の裏を含む全身にみられる、平らな黒褐色のほくろです。
特に足の裏に生じた場合には悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別が問題となります。
全身のどこにでも生じる、多くはお子さんや若い方にみられるほくろです。
黒褐色以外にも赤みを帯びた色になることがあります。
「若年性黒色腫」とも呼ばれ、良性の疾患ですが、急激に大きくなる場合などは悪性黒色腫との鑑別が問題となります。
ほくろの診断は、ダーモスコピーと呼ばれる拡大鏡を用いて、色素の広がりや形状を詳細に観察することで行います。
ダーモスコピー検査は保険適用となります。
ほとんどの場合は肉眼的に診断がついてしまいますが、他の疾患と区別が難しい場合や、経過から悪性が疑われる場合は、一部もしくはすべてを切除し、組織検査を行います。
ほくろの治療にはいくつかの方法があります。
もっとも一般的な方法は、ほくろを一部周囲の皮膚をつけて(細胞レベルで取り切り、再発を防ぐ目的です)切除することです。
小さいものであれば円形のメスでくり抜き、少し大きなものや形が不整なものはメスで適切な形状に切除します。
切除後は傷跡を目立たなくさせるために通常は糸で縫合しますが、皮膚を縫い寄せることで逆にひきつれなどが目立つ場合や、縫合しなくても傷が目立たなくなると予想される場合は、そのまま軟膏や貼付剤などで経過をみることもあります。
縫合した場合は、およそ1〜2週間後に抜糸が必要となります。
CO2(炭酸ガス)レーザーを使用してほくろを削る方法です。
切除と同様、日帰りでの治療が可能であり、縫合が不要な点もメリットです。
術後は1〜2週間ほどの軟膏もしくは貼付剤による処置が必要となります。
ただし、「傷跡の観点から、縫合する方が望ましいと考えられる(特に顔や首以外の部位)」場合や、「確定診断のため、切除した組織を検査することが望ましいと考えられる(CO2レーザーは組織検査ができません)」場合には、医師から切除治療への変更をご提案させていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
また、CO2レーザーによる治療は自費診療となりますので、詳細はこちらをご覧ください。